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知多市社協からのお知らせ

お知らせ 2023年3月1日(水)
令和4年度福祉体験作文コンクール入選!

令和4年度福祉体験作文コンクール 入選作品&入選者インタビュー

 愛知県社会福祉協議会主催の令和4年度福祉体験作文コンクールに知多市内のおふたりが入選されました。 入選作品全文と入選者のインタビューをご紹介いたします。

旭南小学校4年生 竹内桜人さん「ぼくの大好きなお父さん」

作文全文

 ぼくのお父さんは耳が聞こえません。ほちょう器をつけていますが、大きな声でも聞こえないことがあります。お父さんは人の口の動きを見て言葉を読み取ることができます。しかし新がたコロナウイルスの感せんがはやり、みんながマスクをするようになったため、話している人の口の動きを見ることができなくなってしまいました。
 「人の口が見えなくて困るな~。」とお父さんが話していました。耳が聞こえないからそもそも聞き間ちがえることがあったのに、今はマスクで口がかくれていて何を言っているのか分からないそうです。ぼくがお父さんとマスクなしで話す時も伝わらないことが多くて、お父さんと話す時は時間がかかります。
 ぼくは聞こえないお父さんをいやだと思ったことはありません。それにお父さんがかわいそうだと思ったこともありません。なぜかと言うと、お父さんには好きなことがあるからです。ぼくとお父さんはけん道をやっていて、ぼくが通っているけん道教室のほかにもお父さんは週に5回くらいけん道教室に通っています。お父さんはけん道が大好きで、けん道教室の子ども達にアドバイスすることもあります。今は3だんを取ることを目指しています。
小学校の福し実せん教室で目の見えない人が点字や目の見えない人のくらしを教えてくれました。「しょうがい者の人は大変だろうな」と心配していましたが、話をしてくれた人はポジティブでとても楽しそうでした。「大変だろうな」とぼくが勝手に思いこんでいたことに気づきました。耳の聞こえないお父さんや福し実せん教室の目の見えない人が困っていたら助けられる人になりたいと思うけど、けん道を子ども達に教えたり、福し実せん教室で点字を教えてくれたり、お父さんや目の見えない人は助けられるばかりではないんだなと思いました。おたがいに助け合っていけたらいいなと思いました。

入選者インタビュー

Q.入選と聞いて、どう思いましたか?

 -「うれしい」と同じくらい「おどろき」が
  大きかったです。
  お父さんやお母さんも驚いていました。

Q.お父さんのかっこいいところはどんなところですか?

 -やりたいことを一生懸命がんばっているところが
  かっこいいです。

Q.普段、お父さんにどんな手助けをしていますか?
 
 -今はまだできないけど、これからたくさん手話を
  覚えて、他の人の話が分からないときに手話で
  教えてあげたいです。今はわかる手話を使ったり、
  大きな声で話して伝えています。

Q.今後、家族や地域のために自分ができることは
  何だと思いますか?

 -地域の人や友達にあいさつをすることです。
  あいさつをすると、おたがいどういう人か
  知ることができます。相手のことが分かると、
  協力し合うことができると思います。

知多中学校3年生 金田奈々さん「人と人との心のつながり」

作文全文

 私が地域の方々と関わるうえで一番大切だと思うことは、あいさつです。あいさつは人と人との出会いの始まりです。会話の輪を広げたり、あいさつをきっかけにして、近所の方と顔見知りになったり、親しくなったりできれば、相手を思う心が生まれます。そうすれば、互いにそれとなく見守り支え合う関係になります。
 あいさつの大切さは誰もが分かっているはずです。しかし、なかなか声に出せません。
 私は、小さい頃から両親にあいさつはとても大事だと言われてきました。昔は恥ずかしいな、無視されたらどうしよう、などと思っていました。けれども、あいさつをしてみると、相手から笑顔で返事を返してもらえ、とてもうれしい気持ちになりました。また、毎朝あいさつをすることで、一日をとても気持ちよく過ごすことができます。
 あいさつは、言葉の抑揚や、顔の表情で全然ちがう印象になります。笑顔で明るくあいさつをすると、自分だけでなく相手も笑顔になります。しかし、小さい声で暗くあいさつをすると、相手も暗くなることがあります。一人でも多くの人が元気よくあいさつをすると地域の方々との関係が深まります。
 日本語には、多くのあいさつの言葉があります。外国語にはないようなあいさつがあり、あいさつをすることをとても大切にしています。そして、そのさまざまなあいさつには多くの意味が込められています。
 「おはよう」という言葉は、歌舞伎が由来とされています。裏方や下っ端の方がねぎらいの意味を込めて使った「お早いお着きでございます」という言葉が変化して今の形になりました。また、その日初めて会った人にするあいさつでもあるので、夜でも初めて会ったら「おはよう」とあいさつをするそうです。
 「こんにちは」という言葉は「今日はご機嫌いかがですか」というのが由来で、明治時代の教科書に「今日は」以降が省略され「こんにちは」と書かれていたことで広まったとされています。
 「こんばんは」という言葉は「今晩は○○ですね」というのが由来になっているそうです。この三種類のあいさつは、相手を祝福する言葉が機能的になり、呼びかけ言葉になりました。
 最近は、一人で生活をする高齢者の方々が増えてきています。人と話す機会があまりない方も多くいると思います。
 登下校中に一人で散歩する方と実際、よくすれちがいます。こちらからあいさつをするとほとんどの方があいさつを返してくれます。会う頻度が多くなることにより、学校のことや家族のことを話すようになりました。いつもの時間に会わないと、自分だけでなく相手も心配してくれる関係になりました。あいさつが飛びかう地域は、活気があるためか犯罪が少ないと聞きます。
 私が近所の方と話していて驚いたことは、「中学生になると恥ずかしがって全然あいさつを返してくれないんだよね」と言われたことです。私もあいさつを返してもらえないことがあって悲しかったので、いくつになっても笑顔であいさつをするのを続けていくことが大切だと思いました。私は、小学校の頃からスクールガードというボランティアの方々に見守られてきました。中学生になっても自分の名前を覚えてもらえていて、とてもうれしかったです。地域の多くの方々によって自分達が事故や犯罪から守られていたということに気づかされました。
 最近は高齢者の方が振り込め詐欺にあうニュースをよく目にします。今まで多くの方々に見守られてきたので、これからは私達が何か力になれたらなと思います。
 あいさつは人と人との心のつながりを深め、一日をさわやかに過ごすためにとても大切なものです。毎日を充実させるために、今以上にあいさつを心がけ、多くの人とコミュニケーションをとっていきたいです

入選者インタビュー

Q.入選と聞いて、率直な感想を教えてください。

 -自分が書いた作文をこのように評価してもらえて、
  とてもうれしかったです。
  作文を通してコミュニケーションの輪が広がると
  いいなと思います。

Q.「中学生になると恥ずかしがってあいさつを返して
  くれない」という話がありましたが、中学生や
  高校生でもあいさつが飛び交う地域にするためには
  どうすれば良いと思いますか。

 -自分から進んで声をかける人が増えると周りの方々も
  毎日楽しく過ごすことができると思います。

Q.様々なあいさつがありますが、1番好きなあいさつと
  その理由を教えてください。

 -私が一番好きなあいさつは、「おはよう」です。
  その日が充実した一日になるかが決まるからです。

Q.今後、地域のために自分ができることは何だと
  思いますか。

 -できるだけ多くの高齢者の方々と関係を深めること
  です。他の地域では、長期休みを利用して高齢者の
  方々と交流する場を設けているところもあるので、
  そのような活動ができればいいなと思います。

Q.作文を読む人に伝えたいことがありましたら、
  教えてください。

 -作文を通して、コミュニケーションの輪が広がると
  いいなと思います。

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